酵素とは
作成 by 漫遊酵素とは、あらゆる生命体が生きていくのに欠かせない栄養素ですから、私たちの健康と深い結びつきがあります。
そのため雑誌などでも、美肌やアンチエイジング、ストレスや疲労回復などで取り上げられています。
酵素とは
さて、酵素は、動物や植物といった、あらゆる生命体が生きていくのに欠かせない栄養素の一つです。
そして、炭水化物やたんばく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、水、ファイトケミカルに続く、第9の栄養素なのです。
さらに酵素は、食べ物の消化を始め、皮膚の新陳代謝、血液の循環など体のあらゆる働きに関わっているのですが、普段の食事で摂取することはなかなか難しい栄養素です。
酵素は体の中で、「潜在酵素」として存在するのですが、加齢によって減少するうえ、1日に生産できる量に限りがあります。
さらに、身体の中で絶えず生産されるのですが、その量は歳とともに減っていきます。
体内で必要量の酵素が得られないと、細胞などの活動が十分にできず、お肌が荒れたり、疲労やストレスが溜まったりして健康生活に影響がでてきます。
そのため、健康を維持するために、体外から酵素を摂る事が大切になってくるのです。
酵素の種類
体内の潜在酵素は、「消化酵素」と「代謝酵素」の2種類に大別されます。
これらの酵素で、人の健康の為に大切なのは代謝酵素で、代謝ができないとあらゆる病気に繋がります。
しかし、実際には優先して消費されてしまうのが消化酵素で、不摂生な食生活を繰り返していると、代謝酵素が不足ぎみとなって、カラダの不調が気になるようになります。
消化酵素は、野菜や肉類などの食べ物を分解する時に使われ、分解を促進します。
タンパク質に分解する時、酵素を使った時と使わない場合の差は1万倍も違うという研究報告もあります。
代謝酵素は、カラダが元気である為に、様々な代謝に作用する酵素です。
酵素の性質
私たちは酵素を体外から摂取する時は、一般に食べ物の食物酵素から摂る事になります。
その食物酵素は野菜やフルーツ、魚や肉など、あらゆる動植物から得られます、
しかし、熱に弱いという酵素の性質があり、45度以上に加熱しまうと折角の酵素が死滅してしまいます。
ですから、生きた酵素を摂取するためには、生で食べるという点がポイントとなります。
また、酵素は、44度あたりから50度くらいまでが活性がもっとも高まり(最適温度)、人間の体内では、体温38〜40度でもっとも活性化します。
病気の時に40度くらいまで体温が上がるのは、体内の酵素の働きを高め、病気を早く治そうとする体の反 応といわれます。
酵素には、「最適温度」と同じく、「最適PH」 がありますす。
酵素でのPHとは、水素イオン指数のことで、0〜14ま値で表わされます。
7が中性で、それ以下が酸性、それ以上がアルカリ性と分類されます。
人間の体は、弱アルカリ性が良いとされますが、消化管は胃のように酸性が多いのですが、小腸の十二指腸は、アルカリ性の環境にならないと消化酵素の膵液は分泌されません。
このように酵素は、ある条件のもとで、活性したり不活性になったりするので、単なる触媒ではありません。
酵素はいつ作られるの?
私たちの体では酵素は、食べ物を介して必要な分だけ体内で造られます。
そして酵素が作られる時間帯は、睡眠中で、寝ている間に、細胞核のなかで作られるのです。
睡眠の重要性は、あらゆる角度から喧伝されていますが、睡眠がしっかり取れなければ、酵素も十分に生産されませんので、いかに睡眠が大事であるかの証明でもあります。
酵素は「美」にも欠かせない
代謝酵素は、お肌を代謝してキレイを保つ働きをしているのですが、酵素は生産量が一定なため、「美」を維持する為には優先して使われる消化に負担をかけない生活をする事が大切です。
消化に負担をかけないコツは、小食、酵素タップリの食生活、そしてライフスタイルの改善です。
私たちのカラダは、息をするにも、まぶたを閉じるにも、話すにも、聞くにも酵素の働きが必要です。
食べることも、そして食べたものを消化することも酵素なしでは何ひとつ行なえません。
ですから酵素は、あらゆる生命体が生きていくのに欠かせない栄養素なのです。